Maxのこと[1]@Torano Nuovo [Abruzzo]
私がイタリアに行くたびにお世話になるPepe家の犬、Max(マックス)のこと。さきにPepe家の説明…は面倒なので
http://www.emidiopepe.com/
http://www.avico.jp/info_abruzzo.html(輸入元)
を、ご参照ください。そもそものご縁も…また別の機会に。
さて、主人公のMax。実は二代目。初代MaxはCane lupo(カーネ・ルーポ:直訳すると狼犬)とイタリアでは呼ばれるシェパード。ちょっと可哀想な面もある。つまりシェパード=賢いというイメージがあるから。初代から「Maxは馬鹿だから」という認識だったのだ。
たとえば…長女のStefaniaが出張のときには飼っていたウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアのスワンミ(綴り不明)を実家であるPepe家にあずけていたのだが、これがホワイトではなくすっかりグレーになった頃、Signora Pepe(シニョーラ・ペペ)から「Chiara(Pepe家の孫:当時7歳)と一緒に洗ってくれない?お湯は沸かしたから」と頼まれたことがある。嫌がるスワンミを必死で洗い、次はMaxの番。「スワンミ終わったよ〜Max用のお湯は〜?」と尋ねたら
「Maxは水でいい」
という扱い。もちろん洗ってやりましたよ。水で。
Pepe家で犬を飼う理由は飼っている鶏や孔雀(食用)!を狙う狐よけ。
しかし鶏を守るはずのMaxも実は密かに鶏を狙っていたのだ。夜になると鶏は小屋に入れるが孔雀はそのまま。「どうして孔雀は小屋に入れないの?」と尋ねると
「孔雀はMaxにやられるほど馬鹿じゃない」
元々ペットではないので撫でてやったり遊んでやったりはしない。かまってやるのはせいぜい私とPepeさんくらい。ある日、私たちは目撃してしまった。馬鹿な雌鳥が一羽、Maxの犠牲になってしまったところを。もうほとんど骨。
「しまった!Maxのヤツ。あの骨を何とかしなきゃ。Rosa(シニョーラ・ぺぺ)に見つかったらえらいことになる」
「えええ、どうしよう、骨、取り上げなきゃ」
結局シニョーラ・ペペに見つかってMaxだけでなく隠蔽工作を計ったPepeさんと私も叱られることになった。
その初代Maxが逝った後、2006年に現在のMaxがChieti(キエーティ県)の知り合いの家からやってきた。まだ2ヶ月くらいの小さい白い仔犬。玄関脇に置かれた籠の中で丸くなって眠る姿は、そりゃぁ可愛いのなんの!ま、可愛くない仔犬にお目にかかったことはないが。写真が残っていないのが残念。ただ、そのときの記憶。こいつ、相当ビビリ。
1年後に再会したMax。
でかくなって。頭の中はまだまだ仔犬。
以前にも記事にしたけれど、Maxのアホ振りがいかんなく発揮された自然派ワインのイベント。
三女のSofiも熱く語り
自然派の大御所 Nicolas Jolyも熱弁(フランス語だけど)をふるい
みんな真剣に話を聞いている真っ最中
いきなり、この会場にMaxが乱入。人と人の間で、揺れる白い尻尾を見たときには…。
そして裏に繋がれてふて寝。
ただ初代Maxが〈馬鹿〉だったのに対して、二代目Maxは〈お馬鹿〉もしくは〈アホ〉くらいにとどまっている。その理由は極端にビビリゆえ攻撃性ゼロ、鶏を襲わないから、ってことかな?
続く
http://www.emidiopepe.com/
http://www.avico.jp/info_abruzzo.html(輸入元)
を、ご参照ください。そもそものご縁も…また別の機会に。
さて、主人公のMax。実は二代目。初代MaxはCane lupo(カーネ・ルーポ:直訳すると狼犬)とイタリアでは呼ばれるシェパード。ちょっと可哀想な面もある。つまりシェパード=賢いというイメージがあるから。初代から「Maxは馬鹿だから」という認識だったのだ。
たとえば…長女のStefaniaが出張のときには飼っていたウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアのスワンミ(綴り不明)を実家であるPepe家にあずけていたのだが、これがホワイトではなくすっかりグレーになった頃、Signora Pepe(シニョーラ・ペペ)から「Chiara(Pepe家の孫:当時7歳)と一緒に洗ってくれない?お湯は沸かしたから」と頼まれたことがある。嫌がるスワンミを必死で洗い、次はMaxの番。「スワンミ終わったよ〜Max用のお湯は〜?」と尋ねたら
「Maxは水でいい」
という扱い。もちろん洗ってやりましたよ。水で。
Pepe家で犬を飼う理由は飼っている鶏や孔雀(食用)!を狙う狐よけ。
しかし鶏を守るはずのMaxも実は密かに鶏を狙っていたのだ。夜になると鶏は小屋に入れるが孔雀はそのまま。「どうして孔雀は小屋に入れないの?」と尋ねると
「孔雀はMaxにやられるほど馬鹿じゃない」
元々ペットではないので撫でてやったり遊んでやったりはしない。かまってやるのはせいぜい私とPepeさんくらい。ある日、私たちは目撃してしまった。馬鹿な雌鳥が一羽、Maxの犠牲になってしまったところを。もうほとんど骨。
「しまった!Maxのヤツ。あの骨を何とかしなきゃ。Rosa(シニョーラ・ぺぺ)に見つかったらえらいことになる」
「えええ、どうしよう、骨、取り上げなきゃ」
結局シニョーラ・ペペに見つかってMaxだけでなく隠蔽工作を計ったPepeさんと私も叱られることになった。
その初代Maxが逝った後、2006年に現在のMaxがChieti(キエーティ県)の知り合いの家からやってきた。まだ2ヶ月くらいの小さい白い仔犬。玄関脇に置かれた籠の中で丸くなって眠る姿は、そりゃぁ可愛いのなんの!ま、可愛くない仔犬にお目にかかったことはないが。写真が残っていないのが残念。ただ、そのときの記憶。こいつ、相当ビビリ。
1年後に再会したMax。
でかくなって。頭の中はまだまだ仔犬。
以前にも記事にしたけれど、Maxのアホ振りがいかんなく発揮された自然派ワインのイベント。
三女のSofiも熱く語り
自然派の大御所 Nicolas Jolyも熱弁(フランス語だけど)をふるい
みんな真剣に話を聞いている真っ最中
いきなり、この会場にMaxが乱入。人と人の間で、揺れる白い尻尾を見たときには…。
そして裏に繋がれてふて寝。
ただ初代Maxが〈馬鹿〉だったのに対して、二代目Maxは〈お馬鹿〉もしくは〈アホ〉くらいにとどまっている。その理由は極端にビビリゆえ攻撃性ゼロ、鶏を襲わないから、ってことかな?
続く
Max、会いたい~~
あのお茶目なところが、可愛いやんなぁ。
by Shanry (2012-10-12 20:06)
お茶目というか、ただのアホというか。
今日はMax写真館。猫と一緒のは、すごく可愛いよん。猫が(笑)
by pooh (2012-10-12 23:16)